フードメディシン(食医)
食を通じて生命と心身を養う、古来の叡智。それを現代の科学で再構築します。
古来の「食医」を、最先端の免疫科学で見つめ直す。フードメディシン研究所の理念と歩みをご紹介します。
私たちは「食べる」ことで生命と心身の健康を維持しています。日々の食物で体がつくられ、体力を高め、治癒につながる――洋の東西を問わず、古来より“食医”は重んじられてきました。食と美味しさ、楽しさを通じた工夫と歓びが、豊かな暮らしと文化を形づくってきたのです。
しかし現代では、便利な生活と引き換えに食や環境が大きく変化し、生活習慣病としての炎症性疾患が世界的な課題となっています。人生100年時代の長きにわたるヘルスケアを実現できるのも、また食でしかなしえないこと。次世代に向けて、新しい予防医療の考え方と技術を、食・食文化に連動させて確立する必要があります。
日々の身体を作り、守る、「食」を通じたソリューションの可能性は、保健医療の観点からも大きな注目を集めている。 ― 辻 典子(フードメディシンネットワーク 設立趣意書 2019年より)
フードメディシン研究所は、地域の歴史や風土に根ざした伝統的な食文化や食材を科学の目で見直し、その素晴らしさを次世代へつなぎます。栄養素や機能性成分単独では説明できない食品の価値をエビデンスで明らかにし、企業・地域・そしてひとりひとりの豊かな暮らしへ。まずは日本から、そして世界の仲間へと、食による健康のパラダイムシフトを広げていきます。
食を通じて生命と心身を養う、古来の叡智。それを現代の科学で再構築します。
美味しさとサイエンスのコラボにより、食による健康を両立する提案。
実感しにくい免疫の状態を計測・可視化し、最適な食のアプローチへ。
一人ひとり異なる腸内環境に応じた、その人だけの美食のかたち。
免疫機能の成熟と賦活を担う4つの鍵。食を中心に、暮らし全体を整えます。
和食の文化と技術に学び、科学の視点で新しい価値を見いだします。
良い食は、良い人生を創る。 ― 辻 典子
フードメディシン研究所を主語に、それぞれの組織との関係を明確に切り分けています。
株式会社フードメディシン研究所は、十文字学園女子大学発のベンチャー企業です。代表・辻典子が同大学 人間生活学部 食品開発学科 教授として積み重ねてきた食品免疫学の研究を礎に、その知見を社会へ実装するために設立しました。地域のウェルビーイングに向けて教育・福祉・食と科学に取り組む同大学と連携し、研究成果の社会還元を進めています。
産業技術総合研究所の技術をルーツとする研究会社。免疫応答能の評価や小腸機能の強化など、より専門的な受託・共同開発において連携します。